モヒカンメモ

髪色が定期的に変わることに定評のある(比較的)若者Webエンジニアの備忘録

口頭で話したことは必ず文字に起こす

ビジネス文脈でもSlackやTeamといったチャットツールが普及してきているものの、まだまだ口頭で話すことも多い。 そのとき、口頭で話したことは必ず「文字に起こして」「相手へ共有する」ようにしている。

これはVOYAGE GROUPの先輩がやっていて良いなと思って自分もやるようになったことで、次のようなメリットが有ると思う。

(1) 証拠を残すため

悪意が有っても無くても、文書として残っていないと「言った言ってない問題」が絶対に起こる。

心理学的には、ひとは一ヶ月後には約2割のことしか覚えていないと言われている。もし揉めてしまっても文字で記録を残しておけばそれが武器になる。

ja.wikipedia.org

(2) 認識違いに気づくため

対面で話してその場では共通認識が出来たつもりでも実際には認識が食い違っていた、なんてことは案外よく有る。

認識を文字に起こしてすぐに共有することで「あー、あの話をそう解釈していたのか。実はそうじゃないんだよ。」というやり取りが出来るし、実際にこの手のやり取りは仕事で何度もあった。 ある程度仕事が進んでから「こうじゃない」となると両者にとってつらいので、認識合わせは少し過剰なくらいがちょうどよい。

(3) チームメンバーに共有するため

我々はチームで仕事をしている(ことが多い)ので、属人性の観点から「自分しか知らないこと」は少なければ少ないほど良い。

現実的にはチームメンバー全員がすべての出来事・意思決定について理解したり覚えることは難しいけど、知りたいと思ったタイミングで知れる状態にはなっているべき。 そのためには言語化して検索可能なところへ置いておく必要がある。