2024/2/11 (日) に広島で開催されたYAPC::Hiroshima 2024に参加してきた。
YAPCに参加するのは今回が初めて。今はPerlは書いていないがYAPCの名前は良く聞いていたのでいつか行ってみたいと思っていて、友人が行く機運を見せていたので便乗して初参加した。
聞いたトーク
コミュニティと共に生きる - キャリアの螺旋 by そーだいさん
自分も学生時代にJAWS-UGというAWSのユーザコミュニティで面倒見ていただいて今があると強く思っていて、とても感謝している。 社会人になった直後は会社に求められるものに成るのに必死で正直それどころではなかったが、近頃は労働にも余裕が出来てきたのでコミュニティへの還元を自分も頑張っていきたい。
経営・意思・エンジニアリング by 松本さん
松本さんの話を聞くのはこれが初めて。自分もサバゲ用品の輸入販売会社を経営しているので、ソフトウェア開発の考え方が会社や事業の運営に役立つ話は共感できた。
新任エンジニアリングマネージャーのための「ぼうけんのしょ」 by あらたまさん
(日本もちもち協会ってなんだ...!?) 「いいもの作って届けたい」の先には必ず「チームでどう戦うか」がある
という話は最近分かるようになってきた。マネージャーだからそこに関心を持つというより、そこに関心を持てる人がマネージャーに抜擢されやすい、みたいなところはありそう。
非同期な開発体制を支えるドキュメント文化 by こんぼいさん
自分は以前までドキュメント文化はあまり好きではなかったが、リモートワークの普及や副業の活発化によって非同期コミュニケーションへの備えが必要となってからは認識を改めている。複数のTZにまたがって仕事をする場合、特に重要となりそう。Project Proposalでチーム外向けの説明とチーム内向けの説明を明確に分離する、ドキュメントのオーナー (メンテナー) を明確に決めておく、のはとても良いと思ったので真似したい。ドキュメント文化を醸成するためのプラクティスとして、ハードルの低い書く機会を多く用意することで書くことに慣れるようにしているらしい。良さそう。
好きな技術《コト》で、 生きていく技術 by aerealさん
自分は技術選定ではメインコミッターが一番生産性を出せることを最優先に考えているが、「失敗しても何を残せるかで技術を選ぼう」という主張はそういう観点で加点するのも良さそうに思った。
スライド37枚目辺りの「決断を下した人に寄り添おう」という主張はめちゃくちゃ賛同できて、プロとしてあるべきフォロワーシップの姿だと思う。異論があってもやってみたらそっちのほうが良かった、なんてこと無限にあるので決まったら全力でそれに従う。一段落ついたあとでもまだ主張が変わらなければその時改めて議論すれば良い。
懇親会
久しぶりの方、初めましての方とお話が出来てとても楽しかった。
所管
発表テーマ・内容ともにディープで、共感や学びが多く得られる時間だった。来年物理参加するかは来年考えるが、オンライン配信があればそれは絶対に参加したい(オンライン配信であってもお金払いたい)。
諸般の事情で広島観光はあまり出来なかったのが唯一の心残り。
#yapcjapan pic.twitter.com/rm6hGcY3WZ
— ぴんくもひかん (@pinkumohikan) 2024年2月10日